釧路ラーメンの特徴
釧路ラーメンは、札幌の味噌、旭川の醤油、函館の塩と並ぶ北海道四大ラーメンのひとつで、スパカツと並ぶ釧路のソウルフードです。最大の特徴は、鰹節や昆布をベースにした澄んだ醤油スープと、細い縮れ麺の組み合わせです。北海道のラーメンとしては珍しくあっさりとした味わいで、何度食べても飽きのこない優しい味が魅力。地元では飲んだ後の〆として親しまれています。
釧路ラーメンの歴史
釧路ラーメンのルーツは昭和初期にさかのぼります。水産業の街として栄えた釧路では、漁から戻った漁師たちが手早く食べられるラーメンが重宝されました。あっさりとしたスープは、魚介を扱う仕事で味覚が繊細になった漁師たちの好みに合わせて発展。細麺もすぐに茹で上がるため、忙しい漁師たちに最適でした。
おすすめの楽しみ方
まずは基本の醤油ラーメンを注文して、スープの澄んだ旨味を確かめるのが定番です。トッピングはチャーシュー、メンマ、ネギとシンプルなものが主流です。地元では夜の居酒屋巡りの最後に〆ラーメンとして食べる習慣があります。朝ごはんスポットとして朝ラーメンを提供する店もあり、観光の朝食としても利用されています。
代表的な老舗として、1935年(昭和10年)創業の銀水、1959年(昭和34年)創業のまるひら(釧路市浦見8-1-13、営業9:30〜15:00頃・水曜および第2第4木曜定休、※執筆時点の情報)、銀水で修業して独立した河むらなどが知られています。営業情報は変更される場合があるため、訪問前に各店舗の公式サイトや電話で確認することを推奨します。
2026年6月時点の状況
釧路の夏は本州と比べて格段に過ごしやすく、気温20℃前後の日が続きます。そのため「夏でもラーメンが食べやすい街」として、避暑目的の旅行者からも釧路ラーメンの評価は高い状況です。2026年の夏シーズンも、観光客の増加とともにラーメン店の利用が活発になっています。
夏場は冷やし中華スタイルのメニューや塩ベースの冷たいラーメンを提供する店も一部ありますが、釧路ラーメンの本流はやはり熱々の醤油スープ。「霧の街釧路」で湿った空気の中に広がるスープの香りは夏ならではの楽しみとも言われています。夏の釧路観光で訪れた際は、夜の炭火焼きの〆に釧路ラーメンを組み込むコースが定番です。釧路の夏グルメ完全ガイドも合わせてご覧ください。






